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令和2年 秋彼岸会

本日10時より秋の彼岸会をおこないました。

 

今回も感染対策をおこないながら1時間のみの縮小開催です。

 

コロナの影響もあるので、おまいりの人数はどのくらい来られるか

読めませんでしたが、6名の参列があり、初めての方が3名おられ

良い意味で密にならずにゆったりとお勤めできました。

 

4連休でとても穏やかな天気が続いている中で、お寺に足を運んで

くださったこと、とても有難いです。

 

事前にお会いできる方には、このような時期ですので秋のお彼岸は

無理なさらないようにお願いしますとお伝えしていましたので、本当は

お参りに来たいけれども、遠慮しておきますという声も数件ありました。

 

本当はこういう時だからこそ、お寺にお参りに来ていただいて、少しでも

心穏やかな時間を共に過ごせたらと思っていますが、心苦しいです。

 

早くこの事態が終息して、皆が穏やかに過ごせる日が来ることを祈り願い

写経のお勤めもさせていただきました。

 

 

お彼岸は、秋分の日を中日として前後3日間合わせた7日間を指します。

子どもに言うと、7日間もあるの?とびっくりしていましたが、1年365日ある

中でたった7日間×2(春と秋)です。

 

先立たれた方へ感謝の心を捧げるとともに、ご供養を通していのちと向き

合う大切な機会です。

 

そして、こんな不安な時だからこそ一度立ち止まり、阿弥陀さまと向き合い

偏った心を正しい方向に導いていただく大切な機会でもあるのです。

 

このお彼岸の一週間は仏道実践週間ととらえ、少しの時間でもいいので

共に手を合わせる時間を大切にしてまいりましょう。

 

南無阿弥陀仏