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サラナ親子ひろば 6月(自由開放)

サラナ親子ひろばご参加のみなさまへ

 

6月になり、大阪も梅雨入りとなりました。アジサイも色鮮やかに咲いていますね。

 

不要不急の外出自粛要請も段階的に解除されてきましたので、外の空気を吸って少しでも穏やかな日常を感じられたらと思います。

 

そのような思いから、今月は4カ月ぶりにサラナ親子ひろばを自由開放としました。

 

しかしながら、あくまでも三密を避けながら、ソーシャルディスタンス・マスクの着用・手洗い消毒など

感染予防には引き続き注意が必要です。

 

「新しい生活様式」と言われるように、これからはそれぞれが正しく気を付けながら社会生活をおこない、新たな日常を少しずつ取り戻していかなければなりません。

 

お寺で毎日読むお経の中に、三宝礼(さんぼうらい)というお経があります。

 

一心敬礼十方法界常住 (一心に敬って十方法界常住の仏を礼したてまつる)

一心敬礼十方法界常住 (一心に敬って十方法界常住の法を礼したてまつる)

一心敬礼十方法界常住 (一心に敬って十方法界常住の僧を礼したてまつる)

 

仏教徒として大切な (仏さま)(教え)(仲間)を敬いますという誓いです。

そして、一句ごとに心を込めて礼拝をします。

 

仏・法・僧を小さなお子さんに説明するときは、このようにお伝えしています。

 

仏 = 明るく 「ありがとう」と笑顔で言える人になりましょう

法 = 正しく 「ごめんなさい」と素直に言える人になりましょう

僧 = 仲良く  誰にでも「優しく」できる人になりましょう

 

感謝反省思いやりを大切にしましょうという仏教の基本となる生き方です。

 

子どもに言うだけなら簡単なことですが、それを言う私たち親(大人)はちゃんとできているのでしょうか?

 

毎日、お経を読みながら自問自答しています。

 

特にこのコロナ禍の状況においては、自分さえよければ…という大人の行動が目に余りました。

 

今、私たちがどのような生き方をすれば良いのかが問われています。

 

新しい生活様式。正しく理解して上手に実践しましょう。

 

そして、仏教的生き方(明るく・正しく・仲良く)も忘れずに。

 

また元気にお会いできる日を、お寺でお待ちしています。

 

なむあみだぶつ