超泉寺(ちょうせんじ)は山号を岸亀山(がんきざん)とする浄土宗のお寺です。
大坂三十三観音札所第七番として、近松門左衛門作の「曾根崎心中」冒頭、観音廻りの場面に登場し
『染めた模様を花かとて 肩にとまれば自ずから 紋に揚羽の超(蝶)泉寺』として記述されています。
もとは大阪市天満東寺町(与力町)にありましたが、昭和20年太平洋戦争の大阪空襲により、本堂、庫裏が全焼し、ほとんどの宝物や資料は焼失してしまいました。昭和60年に現在の寝屋川成田東町に移転し再建、墓地は生駒の信貴山公園墓地に移転いたしました。平成16年に全面改修し現在の本堂が完成いたしました。
超泉寺は寝屋川市にある浄土宗のお寺です。
檀信徒の皆さまを大切に、そして地域との繋がりも大切に、心の悩みやストレスを少しでも癒すことのできる、心安らぐ場所となるように、家族で力を合わせてお寺をお守りしています。
お寺は手を合わせる場所。
仏さまと向き合い、自分自身を見つめる場所です。
ぜひお寺の本堂で、一緒に木魚をたたいてお念仏をお称えしましょう。
どうぞお気軽におまいりください。
皆さまとのご縁を楽しみにしております。
住職 茂上 洋之
宗教は、決して年を取ってから、人が亡くなってから必要なものではなく、「今」を生きる私たちにとってとても大切なものです。
2500年前に仏教をお開きくださったお釈迦さまは、この世は一切皆苦(すべてのものは苦である)と説かれ、「だから私の話を聞きなさい」とたくさんの教えを残してくださいました。
「苦」というのは「苦しい」というよりも「思いどおりにならない」という意味であり、「思いどおりにならない」ことを「思いどおりにしたい」と思うから、私たちは本当に苦しんでしまうのです。
この世は思いどおりにならないのが当たり前、うまくいかずに苦難ばかりが多い事が普通なのです。
仏教は思いどおりにならないこの世をどのように過ごせば心安らかに、しあわせに生きていくことができるのか智慧を授けてくれます。
ぜひ一緒に仏教のみ教えに触れてみませんか?
宗 祖 法然上人(1133~1212)
開 宗 承安5年(1175)
本 尊 阿弥陀仏
お 経
お釈迦さまがお説きになった『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』の 三部経をよりどころとします
浄土宗の教え
浄土宗は「南無阿弥陀仏」とお念仏を称えることで、この命終える時に迷いの世界を離れ、極楽浄土へと救われ、そこで必ずさとりを開くことができるというみ教えです。
「南無阿弥陀仏」の「南無」とは「帰依する」という意味で、ご本尊である阿弥陀仏のお名前を呼ぶときに、その「南無」をつけて「阿弥陀さますべてをおまかせいたします、どうぞお救いください」という思いで「南無阿弥陀仏」とお称えします。
法要やご供養、お葬式、戒名、お布施など・・・
仏事は分からないこと、慣れないことも多いと思います。
特に、お寺とのご縁のない方は、誰に何を相談すればいいかも分からないことでしょう。
仏事はもちろんのことですが、皆さまが日頃抱えている悩みもお聞きいたします。
お寺にできることがあれば、喜んでご協力させていただきます。
お電話、メール、SNS、何でもどうぞお気軽にご連絡ください。